普遍教育とは
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教養展開科目の構成と内容

教養展開科目は以下の科目群から構成されています。

学術研究の現場を知る

教養コア科目の履修を通して喚起された学問への興味・関心を拡大、深化させ、豊かな教養へと結びつけることを目的としています。教養コア科目にあわせて、以下の4群から構成されています。

  • 論理コア(論理・哲学・社会)関連
  • 生命コア(生命・心理・発達)関連
  • 文化コア(文化・芸術・歴史)関連
  • 環境コア(環境・生活・科学)関連

データを科学する

近年、人文社会科学、自然科学、生命科学を問わず、すべての学問分野において、科学的なものの考えかたや、技術・工学に応用される基礎的な知識・方法として、データサイエンスに注目が集まっています。情報はどう捉えたらよいか、ビッグデータはどのように利用可能か、統計的なものの見方とはどのようなものか、AI(人工知能)の進歩は社会や人びとの生活をどう変えていくか、こうした主題について理解を深めることがこの科目群の目的です。全学副専攻プログラム「数理・データサイエンス教育プログラム(副専攻)」に対応した科目群です。

自然科学を学ぶ

教養コア科目に含まれない基幹的な自然科学の諸分野の授業科目で構成されています。自然科学系の学生が履修する専門基礎科目ではないので、文系の学生も幅広く自然科学分野の学問に接することが可能です。

キャリアを育てる

進路の決定や職業の選択など学生生活を送る中で出会う人生の課題について考え、職業の意味や価値について理解することを目的としています。学生のキャリア形成を支援する実習型の授業も用意されています。またこの科目群には、教員免許や図書館司書、学芸員などの資格を取得するのに必要となる授業科目も含まれています。各種免許資格の取得を希望している学生は必要な科目をよく確認して履修してください。

千葉大学の環境をつくる

千葉大学は環境ISO14001の認証を取得していますが、この授業科目群を履修し、さらにISOの活動を継続すれば、千葉大学の学内資格として「環境マネジメント実務士」を取得することができます。環境負荷の削減やよりよい環境づくりという現代的な課題を果たすことが学習の目的です。

ジェンダーを考える

社会的な性差について学ぶ授業科目群です。女性の社会参加、社会的地位などのテーマについて、大きくは人権の問題と絡めながら学びます。

コミュニケーション リテラシー能力を高める

日本語による対人コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を高め、日本語を読み書きする技能の向上をはかります。また批判的に考え、論理的に意見をまとめる力を養います。大学での学習・研究にとって有意義なコミュニケーションのための能力、またコミュニケーションについて本格的に考える能力を身につけることをめざしています。

世界とつながる

ENGINEプログラムの一環として、千葉大学の海外協定校等と共同で開発した課題解決型の集中科目群です。オンラインの実践的な同時双方向学習を通じてバーチャルに留学し、海外学生とともに学びます。

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