千葉大学は、2015年度より、全学的に「コース・ナンバリング・システム」を導入しています。コースナンバリングとは、教育課程の体系を可視化するための方法です。統一されたルールとして授業の難易度や科目区分を示す記号や番号(ナンバー)を決め、個々の授業にその記号を付けることにより、授業の位置付けや授業間の関係をわかりやすく示したものです。千葉大学では、すべての授業科目に、2つの文字コードと3つの数字からなる5桁のコードを付けることで、その授業科目が千葉大学の教育プログラム全体の中でどの位置にあるのかを示します。そのために、2つの文字コードを用いて教育の基礎単位ごとに区分するとともに、授業の難易度を7段階に設定しています。
普遍教育では、ナンバリングを用いて普遍教育科目と共通専門科目を全学の方針に沿って体系的に示すことで、学生の効果的な履修を促します。普遍教育科目と共通専門基礎科目のナンバリングコードは下記の通りです。
「千葉大学におけるコース・ナンバリングの原則」での普遍教育の文字コード
科目区分 | 第1文字コード | 第2文字コード | ||
---|---|---|---|---|
普遍教育科目 | 国際発展科目群 | 英語科目 | G | E |
初修外国語科目:ドイツ語 | G | G | ||
初修外国語科目:フランス語 | G | F | ||
初修外国語科目:ロシア語 | G | R | ||
初修外国語科目:中国語 | G | C | ||
初修外国語科目:朝鮮語(韓国語) | G | K | ||
初修外国語科目:スペイン語 | G | S | ||
初修外国語科目:イタリア語 | G | I | ||
国際科目 | G | J | ||
地域発展科目群 | スポーツ・健康科目(実技科目) | G | P | |
スポーツ・健康科目(講義科目) | G | H | ||
地域科目 | G | L | ||
学術発展科目群 | 教養コア科目 | G | A | |
教養展開科目(学術研究の現場を知る) 論理コア関連・生命コア関連・文化コア関連 |
G | V | ||
教養展開科目(学術研究の現場を知る) 環境コア関連 |
G | W | ||
教養展開科目(データを科学する、キャリア を育てる、千葉大学の環境をつくる、ジェンダ ーを考える、コミュニケーションリテラシー能力を高める、世界とつながる) | G | Y | ||
教養展開科目(自然科学を学ぶ) | G | Z | ||
数理・データサイエンス科目 | G | D | ||
共通専門基礎科目 | 数学・統計学 | C | M | |
物理学 | C | P | ||
化学 | C | C | ||
生物学 | C | B | ||
地学 | C | E |
水準コード(普遍教育に関係する部分のみ)
コード | 定義 | 主な対象 |
---|---|---|
000 | 卒業要件外の科目 |
|
100 | 入門的・導入的科目 |
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200 | 中級レベルの科目 |
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300 | 高度な内容を扱う科目 |
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400 | 学士課程卒業レベルの科目 |
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