普遍教育とは
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千葉大学では全学共通教養教育を「普遍教育」を呼んでいます。普遍教育とは、教養教育とリテラシー教育の両者を包含した千葉大学固有の名称であり、社会の一員として具備すべき一般的素養・知見と総合的判断能力を養うことを目的としています。

普遍教育の目標

1
国際化、高度情報化した現代社会に積極的に参画できる人材の育成を目ざして、「幅広い視野の醸成」、「批判的精神の涵養」、「豊かな教養に裏打ちされた全人的な人間性の陶冶」という普遍的資質を養う。
2
広い視野から学問に対する興味・関心を喚起し、その関心の深化と拡大を通して、学生個々が選択した専門分野の学問的・社会的位置付けを理解する能力を養う。

普遍教育のカリキュラム

千葉大学の学士課程カリキュラムの全体は普遍教育科目と専門教育科目で構成されています。
普遍教育科目は、国際発展科目群、地域発展科目群、学術発展科目群の3つの大きな科目群が設定されています。国際発展科目群は、英語科目、初修外国語科目及び国際科目から、地域発展科目群は、地域科目及びスポーツ・健康科目から、学術発展科目群は、教養コア科目、教養展開科目及び数理・データサイエンス科目からそれぞれ構成されています。これらの科目は、グローバル化と高度情報化が進む現代社会において、あらゆる学習・研究活動の基盤として必要な基礎的で共通的な技能と知識を習得する科目です。自分の専門とする領域を広い視野のもとに位置づけたり、学際的・総合的な知見や思考法を養ったりする科目でもあります。

専門教育科目は、各学問分野の専門的な知識や学問的視点・方法の修得、および専門的洞察力・問題構成力・探求能力などを高めるための科目です。その中で専門科目は、各学問領域に固有の知見・視点・方法等をそれぞれの学問的手続きにしたがって系統的に獲得する科目であり、専門基礎科目は、そうした専門教育のために不可欠な基盤をなす科目です。専門基礎科目には、全学の協力体制のもと全学教育センターで開講される共通専門基礎科目と、各学部が独自に開講する学部専門基礎科目との2種類があります。

さらに、特定のテーマに応じて、普遍教育科目と専門教育科目の垣根を取り払い、そのテーマの学びを深めるために広く科目を選択できる仕組みとして、横断科目が設定されています。国際科目、地域科目、数理・データサイエンス科目がそれに該当し、これら3つの横断科目の多くは、全学副専攻プログラムの指定科目となっています。

カリキュラム編成と普遍教育

普遍教育の運営

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