コンソーシアム運営

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第6回運営協議会 議事録

開催日時: 2009年6月12日(金曜日)16時から18時
開催場所: 千葉大学西千葉キャンパス総合校舎A号館小会議室
席: 高田洋子、藤田知子、山田 賢、石本俊洋、長田厚樹、並木康広、深山静夫、薬師寺茂、姉川雄大、藤本茂雄、古川幸夫
席: 小嶋 守、金澤幸紀(千葉大学学生部普遍教育課)
席: 倉林眞砂斗(出張のため)

I.議題

1)単位互換の実質化に向けた行動計画について

 単位互換の実質化に向けた作業工程として、

  1. [1] 各大学の連携校に対する開放科目の確認
  2. [2] 各大学のカリキュラムにおける単位認定方法の確認
  3. [3] コンソーシアムとしての単位互換の実施

 を行うことを確認した。

 作業工程の確認に伴い、千葉大学および神田外語大学から開放科目候補が提出され、敬愛大学および城西国際大学からは単位互換実施に向けた学内の検討状況が紹介された。これらを受けて、[1]の作業として7月上旬までに各大学から開放科目のリストを提出し、後期開講を目標として[2]の作業に入ることを確認した。

2)公開市民講座・シンポジウムについて

 シンポジウム当日の進行予定の骨子を確定し、各大学からパネラー候補者が紹介された。シンポジウム開催準備にあたっては、運営協議会において生涯教育WGを設置し、シンポジウム開催を担当することを申し合わせた。またコンソーシアムの連携のさらなる実質化のため、ユニバーサルコミュニケーション教育、生涯教育、地域連携、観光教育等に関係する各大学の諸機関ともこのシンポジウムを機に広く協力をはかり、共催の可能性を模索する旨申し合わせた。このほか、準備日程等の詳細が話し合われた。

3)大学教育学会関東支部シンポジウム開催について

 より実効性のある大学間連携のあり方を議論するためのシンポジウム、〈大学間連携の「いま」と「これから」〉を、第26回関東地区大学教育研究会(大学教育学会関東支部)と共同で開催することが提案され、運営協議会としてこれを承認した。運営協議委員のうち千葉大学普遍教育センターが、関東地区大学教育研究会とともに実施責任者となることを申し合わせた。

4)コンソーシアム共通授業科目の開設について

 千葉大学から、コンソーシアムとして地域の有する教育力を有効に活用しつつ地域に貢献する人材を育成するため、千葉大学で現在開講されている「NPOインターンシップ」を連携大学で共有するプログラムを検討することが提案された。シラバス・研修方法・成績評価方法等の共通化とNPO・自治体との協力関係の深化等、実施の可能性とそれに伴う課題について、各大学および次回以降の運営協議会において、検討を開始することを確認した。

5)その他の今年度事業計画について

 応用教育検討部会および生涯教育WGを設置し、9月16日(水曜日)を候補日としてこれを開催することを確認した。またこれにあわせて第7回運営協議会を開催することを申し合わせた。さらに、11月に城西国際大学において、1月に敬愛大学において、それぞれ第8回および第9回運営協議会を開催し、同日程で教養教育開発部会、コンソーシアムFD部会と関連するWGを開催することを確認、これらの活動の詳細を次回(第7回)運営協議会において協議することを申し合わせた。

6)その他の今年度事業計画について

 議題4)に関連して、コンソーシアムの中長期的な展開事業として、各大学で行っている海外研修プログラム等の共通化等を検討できないかという提案があった。これに対して、単位互換の本格化等、本取組の成果を土台としたうえで、将来的に実施の可能性を検討できるのではないかとの意見があった。

II.連絡事項

 補助金の請求と交付の日程について千葉大学から説明があり、あわせて、本年度事業の実施にあたっても、ひきつづき補助金の使用に関して遺漏なきよう申し合わせた。

第6回運営協議会添付資料

千葉圏域コンソーシアムによる公開市民講座・プログラム

【趣旨】:

 コンソーシアムの存在や趣旨について広く知ってもらうための手段の一つとして、市民を対象とした公開講座を開催する。

 第1部では、国際化とコミュニケーションをめぐる根源的な問題を、「日本イメージ」という切り口から検討する。日本社会が海外からどのように認識されているのかを知ること、翻ってわたしたちは諸外国をどのようにイメージしているのかを自省すること─それらは「国際化」とコミュニケーションの第一歩である。第1部パネルディスカッションでは、コンソーシアム各大学から現地事情に通暁した「達人」を招き、わたしたちの「内なる国際化」に向けて考えてみたい。

 第2部では、いわば国際化の実践的、応用的課題として、千葉へのインバウンド観光、すなわち海外から千葉に観光客を誘致するための方策を考える。観光学部を持つ城西国際大学、ならびに、千葉県における観光行政の現場から話を聞く。

  • 開催日時:9月27日(日曜日)、午後1時から4時半頃
  • 開催場所:千葉大学けやき会館大ホール
【プログラム】:

開会挨拶と趣旨説明(13時から13時15分)

  • 開会挨拶 齋藤康千葉大学学長
  • 趣旨説明 山田賢(千葉大学)

第1部(13時15分から14時45分) 司会 藤田知子(神田外語大学)

パネルディスカッション:日本へのまなざし・日本からのまなざし

パネラーによる報告(20分×3)

  • ・中国からの日本イメージ 花澤聖子(神田外語大学)
  • ・東南アジアからの日本イメージ 高田洋子(敬愛大学)
  • ・ヨーロッパからの日本イメージ  ヘルベルト・プルチョウ(城西国際大学)

コメント(15分)

日本からのまなざし・国際化にどう対応するか? 山田賢(千葉大学)

ディスカッション(15分)

第2部(15時から16時15分) 司会 倉林眞砂斗(城西国際大学)

講演:ちばの国際化とインバウンド観光の振興に向けて

講演(30分×2)

  • ちばのインバウンド観光振興のために 阿比留勝利(城西国際大学)
  • 千葉県の取り組みとこれからの課題(未定・千葉県)

質疑応答とディスカッション(15分)

閉会挨拶(5分程度)

主催:千葉圏域コンソーシアム(千葉大・神田外語大・敬愛大・城西国際大)

共催:千葉大学地域観光創造センター、千葉大学生涯教育企画室、神田外語大学多言語コミュニケーションセンター

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