第7回運営協議会 議事録
開催日時: | 2009年9月16日(水)14:30 |
---|---|
開催場所: | 神田外語大学1号館第一会議室 |
出席: | 高田洋子、藤田知子、山田 賢、石本俊洋、長田厚樹、並木康広、深山静夫、薬師寺茂、姉川雄大、藤本茂雄、古川幸夫 |
欠席: | 倉林眞砂斗(出張のため) |
I.議題
1.公開市民講座について
コンソーシアムとして4大学共同で行うはじめての公開市民講座であり、国際化と地域社会に関するこれまでの検討内容のみならず、本取組の意義を広く公開する意義も併せ持つことから、多く市民の参加を呼びかける必要があることを確認し、引き続き積極的な宣伝に努めることを申し合わせた。また、公開市民講座当日の日程、使用するプレゼンテーションソフトや配布物等の具体的な準備に関する打ちあわせが行われた。
2.FDの共有化について
これまで行ってきた、各大学で行われるFD活動への個別の相互参加を改め、相互公開によるFD共有化のための組織体制を構築することが提案され、これをコンソーシアム運営協議会として承認した。そのため、運営協議委員は各大学のFD担当部門と協議し、すみやかに大学間の連絡体制を構築すること、またFD共有化に際しては、コンソーシアムの成果を可視化する目的に留意しつつ実施に移すことを申し合わせた。
3.取組の進行状況の成果の発信と点検について
コンソーシアム各大学がそれぞれの個性に基づいて行っている取り組みについて、相互に参照し学び合うだけでなく、広く地域・社会に対しても成果を発信し、点検を可能にする媒体も必要であるとの認識に立ち、コンソーシアムのウェブサイトにおいてこの目的に適うコンテンツを公表する点を確認した。このため、各大学で個別に相互参照され、あるいは発信されていた取組の成果について、一覧可能な情報として共有化する作業に着手する点を申し合わせた。
4.コンソーシアム共通授業の開設について
これまで運営協議会および各部会において検討されていたコンソーシアム共通授業の開設について、実現に向けた検討を継続本格化する必要があるとの点を再確認した。当面、これを実施した際の教務処理上の問題点を整理しておくことを申し合わせた。
また、教養教育プログラム検討部会において検討されてきた、神田外語大学で開発中のコンテンツを活用した短期集中型の言語・文化理解のための授業などが、コンソーシアムの趣旨に合致する共通授業科目の候補として提案され、同様の授業科目について共通授業開設に先立ってコンソーシアム推奨開放科目として実施する可能性を含めて検討することを申し合わせた。
II.各部会における活動の報告
同日、教養教育プログラム検討部会、応用教育プログラム検討部会が開催された。両部会ともこれまでの検討の成果の一部を、公開市民講座のそれぞれ第1部、第2部において市民に公開する点で一致した。また、教養教育プログラム検討部会においては、神田外語大学において開発中の短期集中講義用語学教材コンテンツが検討され、これが基本的に異言語理解と異文化理解を同時に行うための教材としてきわめて有効であり、コンソーシアムの趣旨に合致するという点を確認した。このため、今後同コンテンツをスタンダードとして神田外語大学のみならず連携校間で共有する方法およびmoodleコンテンツとして活用する方法の検討に入る点を申し合わせた。また、これを活用した言語・文化理解の授業を、コンソーシアム共通授業もしくは単位互換制度を活用した推奨科目として共有化することなどが提案され、運営協議会において共通授業開設を議論する際に検討の対象とすることを申し合わせた。