第8回運営協議会 議事録
開催日時: | 2009年11月13日(金)15:00〜18:00 |
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開催場所: | 城西国際大学東金キャンパス本部棟会議室 |
出席者: | 倉林眞砂斗、高田洋子、藤田知子、山田 賢、石本俊洋、並木康広、宮内基行、深山静夫、薬師寺茂、姉川雄大、石橋嘉一、藤本茂雄、古川幸夫 |
議事に先立って、FD部会成果報告として、城西国際大学におけるソクラテック・システム利用のデモンストレーションと、これを用いた授業改善の可能性について検討のための問題提起が行われた。これを受けて、同システムの利点である「その場解決」能力・双方向性を活用した、新たな到達度確認およびラーニング・ポートフォリオの方法を検討すること、授業実践の成果を確認する機会について検討することなどが討議された。
I.議題
1)今年度事業の成果取りまとめについて
今年度事業成果について、これまでホームページの他ニューズレターの発行、大学教育改革合同フォーラムにおける発表(ポスター)、評価諮問会議等において公表してきたが、今後これらの機会により一層の詳細さと更新頻度の高さを確保する方針を確認した。なお、公表すべき成果の取りまとめ日程については、コンソーシアム広報を担当する千葉大学戦略連携室から適宜連絡する点を申し合わせた。
2)来年度事業計画の取りまとめ日程について
当補助金事業最終年度をにらみ、これまで以上に綿密な計画を策定して事業を遂行する必要がある点を考慮して、次年度事業計画策定を開始することを確認した。その際、現時点で公開市民講座の開催および本補助金事業の成果報告書の発行が組み込まれる点を決定した。また計画とりまとめ日程については、千葉大学戦略連携室を事務局として調整する点を申し合わせた。
3)共通科目設置について
コンソーシアム共通科目については、以下のように基本方針を決定し、具体的検討を開始することを確認した。
- [1] コンソーシアム公開市民講座への参加を中心に、各大学がそれぞれにおける事前・事後指導と組み合わせた集中授業を実施する。
- [2] 単位互換制度を活用し、コンソーシアムとして推奨するカリキュラムを構成する。その際、連携校における相互出張開講を実施するなど、相互履修を促進する工夫を行う。
またこれらの実施にあたっては、必要に応じて千葉大学において共通授業専用サーバを設置し、共通のe-learningコースによって予習・復習の充実をはかる点を確認した。
4)評価諮問会議について
今年度も、年度末(3月)に評価諮問会議を開催することを確認した。その際、評価諮問委員の役職の交代などを踏まえて、各連携校が推薦した評価諮問委員に確認のうえ、次回運営協議会までに日程等の調整を行う点を申し合わせた。
5)その他
次回運営協議会を1月22日(金曜日)16時に、敬愛大学において開催し、その際コンソーシアム運営における連携のさらなる緊密化のため、事務レベルの連絡協議会をあわせて開催することを申し合わせた。
II.連絡事項等
1)次回FD部会の成果報告について
次回運営協議会と同日に、敬愛大学のMoodleを活用した授業実践・FD活動をテーマとして、FD部会報告会を開催する点を確認した。
2)補助金使用について
ひきつづき補助金の使用に関して遺漏なきよう申し合わせた。