第12回運営協議会 議事録
開催日時: | 2010年10月29日(金)16:00 |
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開催場所: | 城西国際大学東金キャンパス本部棟6階会議室 |
出席者: | 倉林眞砂斗、高田洋子、藤田知子、山田 賢、石本俊洋、並木康広、宮内基行、薬師寺茂、姉川雄大、石橋嘉一、藤本茂雄、古川幸夫 |
議事に先立ち将来構想部会として、今後の事業展開のシーズとなるべき本取組の3年間の見込まれる最終的成果が報告された。
具体的には、(1)千葉大学においては、moodle運用およびe-learningを活用した教材の開発・利用とその共有化に向けたテストが成果となること、(2)敬愛大学においては、海外スクーリングや初年次教育におけるmoodleの活用およびmoodleを活用したFDの実践例、またその拡充に向けた体制構築が共有化すべき成果となること、(3)神田外語大学においては、今回新たに開発が取り組まれた多言語学習のためのデジタルコンテンツ群が成果となり、またこの過程で生じた多言語処理問題に関するノウハウが蓄積され、同時に担当言語の異なる教員間の創発が生じる体制が整いつつあること、(4)城西国際大学においては、環境やジェンダーなどユニバーサルコミュニケーション応用教育に関して、基幹基礎教養分野における共通部分のmoodleを活用した教材化および、これを活用した場合の効果測定事例の蓄積が見込まれることが、それぞれ報告された。
また、すでに城西国際大学と敬愛大学の間で、バリアフリー教育に関する情報が共有・活用され、これを基に授業が展開されていることが報告された。
I.議題
1.公開シンポジウムについて
公開シンポジウムについて、当日までの準備日程、当日の流れ、司会進行等の担当者、広報活動の予定等を決定または最終的な確認をした。
2.取組成果取りまとめとその進捗状況について
取り組み成果の発信について、webサイトにおける発信の他、大学教育改革シンポジウムにおけるポスター展示による参加を申し込み、公表の機会を拡大する方針を確認した。また、3月に執り行う予定の評価諮問会議において、評価諮問委員に十分なプレゼンテーションができることを目標に、取りまとめ日程を次回運営協議会にて決定することを申し合わせた。
III.連絡事項等
補助金の使用に関して、引き続き遺漏なきよう申し合わせた。