FD講演会
第1回FD
2009年2月17日(火)国際学部
講師:メディア教育開発センター 小野博教授
主題:「オンライン学習大学ネットワーク(UPO-NET)の設立と展開
要旨:昨今、日本人大学生の日本語・英語力の大幅な低下が進んでいるといわれている。対応策として、各大学では入学前教育、初年次教育、リメディアル教育に取り組まざるを得ない状況となっている。このような状況においてeラーニングはリメディアル教育に適したツールであると考えられている。とりわけその中でも、オンライン大学学習ネットワーク(UPO-NET)は、基礎学力の向上に有効である。

第2回FD
2009年3月17日(火)国際学部
講師:特任教員「ムードル利用についての説明会(実演付き)」
主題:「オンライン学習大学ネットワーク(UPO-NET)の設立と展開
要旨:eラーニングは大別して、ビデオ会議システムのようにリアルタイムに学習を行う「同期型」と、予習・復習のような自学自習で行う「非同期型」の2つに分類できる。他大学での先進的なeラーニングの取り組みを分類ごとに紹介するとともに、敬愛大学に適したeラーニングシステムの提案を行う。
- →当日の発表資料はこちら(スライドショーでご覧になれます。画面をクリックすると次のスライドを表示します。)

第3回FD
2009年5月26日(火)国際学部・経済学部合同FD
講師:松田 岳士 先生(青山学院大学 客員准教授)
主題:「moodleでコミュニケーション中心のe-learningを実現 −事例と3つのポイント−」
要旨:eラーニングシステム導入に関するポイントは次の3つである。
- 1.eラーニングのメリットばかりでなくデメリットにも注意して、自分の授業の効率化に使う
- 2.学生にモチベーションを持ってもらうため、コミュニケーションを工夫する
- 3.コミュニケーションに適した種類のeラーニングシステムを使い、学習活動の中にコミュニケーションを組み込む
これらのポイントを押さえることで、「学習の個別化」、「学習者中心の学習活動の展開」、「コミュニケーションの促進」、「利便性の向上」が期待でき、効果的かつ効率的な授業設計・運営ができる。

第4回FD
2009年7月13日(火)国際学部・経済学部合同FD
講師:尾崎 史郎 先生(放送大学ICT活用・遠隔教育センター 教授)
主題:授業資料の著作権について 〜e-learningの教材作成に向けて〜
要旨:授業用教材をWebで活用する際は、個人情報や著作財産権等に配慮する必要がある。ポイントは次の3つである。
- 1.学生の個人情報の取り扱いに十分な配慮が必要
- 2.資料を複製する際は、必要最低限の範囲の利用に留め、引用の明示をする
- 3.公衆送信権等に配慮し、授業に関連のある資料を適切にe-learningで活用する
これらのポイントを押さえることで、「学習の個別化」、「学習者中心の学習活動の展開」、「コミュニケーションの促進」、「利便性の向上」が期待でき、効果的かつ効率的な授業設計・運営ができる。