千葉大学

千葉大学の教育カリキュラム

 本学では、「時代にふさわしい高い専門性と総合的判断力を持ち、国際化・情報化の進んだ人類社会の一員として創造的に行動する能力をもった人材を養成する」という教育目標を掲げ、「4年(6年)一貫教育の基本方針に基づき全学教員の協力体制のもとで普遍教育と専門教育を緊密に連携させ総合大学としての特色を最大限に活用して」教育カリキュラムを編成しています。

 教育カリキュラムの全体は「普遍教育科目」と「専門教育科目」に二分されます。

 普遍教育科目は、社会の一員として備えるべき一般的素養・知見と総合的判断力を養うことを目的として開設されています。普遍教育科目は、本学の総合大学としての特色を最大限に生かして、全学的な協力によって企画され、運営されています。

 普遍教育科目は、英語科目、初修外国語科目、情報リテラシー科目、スポーツ・健康科目、教養コア科目、教養展開科目で構成されています。これらの科目は、国際化し、情報化した現代社会において必須の要件をなすものとして開講され、あらゆる学習・研究活動の基盤をなすものとして基礎的で共通的な技能と知識を修得する科目です。またこれらの科目は、自分の専門とする領域を広い視野のもとに位置づけたり、学際的、総合的な知見や思考法を養ったりする科目でもあります。

 専門教育科目は、専門的な知識や学問的視覚・方法の取得、および専門的洞察力、問題構成力、探求能力などを高めるための科目です。専門科目は、各領域に固有の知見・視覚・方法等をそれぞれの学問的手続きにしたがって系統的に獲得する科目であり、専門基礎科目は、そうした専門教育のために不可欠な基盤をなす科目です。専門基礎科目には、各学部が独自に開講する学部専門基礎科目と、全学の協力体制のもとで開講される共通専門基礎科目との2種類があります。