千葉大学

普遍教育科目の構成と内容

≪英語科目≫

 高等学校修了時までに学習した基礎的な知識をさらに深化させて、それにふさわしい高いレベルの運用能力を身につけること、またその運用能力の育成を通して、異言語文化を体験し、理解し、異なる世界を発見し、豊かな人間形成に資することが英語教育の目的です。

≪初修外国語科目≫

  英語以外の外国語(独、仏、中、西、伊、朝、露)の運用能力を育成し、併せて、多様な言語文化を体験、理解する授業です。これにより、多様な価値観と異文化を尊重する姿勢を身につけ、真の国際人の資質を身につけることが初修外国語教育の目的です。

≪情報リテラシー科目≫

 コンピュータ・ネットワークの原理とそれらが社会において果たす役割、情報に係わる倫理的役割を理解し、情報処理技術の活用能力を養うことを目的とした科目です。実践的な計算機実習を含みます。

≪スポーツ・健康科目≫

 主にスポーツ種目を題材とした実技実習形式の授業です。健康増進や人とのかかわりについて理解を深めるとともに、自分の「からだ」を通した知を形成し、実践力の育成をめざします。

≪教養コア科目≫

 教養コア科目は以下のようなAからFまでの6つの科目群からなります。これらは大学で何を学んでいくのか、何を学ぶべきなのかを、全学部の教員が自身の学問を通して学生たちに伝えていくものです。多岐にわたる分野と多彩な教員によって構成されています。教養コア科目で興味を持った分野については「教養展開科目」の中により深く勉学できる場が開かれています。

  • A.論理と哲学
  • B.こころと発達
  • C.芸術と文化
  • D.社会と歴史
  • E.くらしと環境
  • F.いのちと科学

≪教養展開科目≫

 教養展開科目は、教養コア科目の履修を通して喚起された学問への興味・関心をさらに拡大、深化させ、豊かな教養へと結びつけることを目的として開講されています。200を超える授業が用意されていますが、学生たちが授業を選択履修する際の指針となるよう、学習の目的やテーマによってグループ化されています。教養展開科目の履修を通して、隣接する領域についての知見を深め、異なる学問世界への視野を広げるとともに、学んだ知識を経験として自分のものにし、自ら課題を見いだし、解決する能力を育てていくことをねらいとしています。