敬愛大学

地域に開かれた大学を目ざして

(1)生涯学習講座

 3年前からはじめた社会人を対象とした「敬愛大学生涯学習講座」は年々受講者が増え、極めて盛況です。今後、更にさまざまな地域の知的ニーズに対応し、地域を愛し地域に愛される大学を目指します。

<受講者の延べ数の推移>
敬愛大学 生涯学習講座 受講状況 (2005年度後期〜2008年度前期)
  講座開講年度 講座数 受講者数
第1回 2006年度 後期 24 388人
第2回 2007年度 前期 33 641人
第3回 2007年度 後期 44 571人
第4回 2008年度 前期 56 1,294人
第5回 2008年度 後期 52 577人
<講座内容>

 「国際社会を知るシリーズ」、「文芸・教養」、「経済・経営」、「語学」、「パソコン・IT」、「スポーツ・アート」、「その他の実務講座」などの多様なテーマで開講しています。

(2)高校生論文コンテスト

 本学の研究所主催で「高校論文コンテスト」を始めてから6年目を迎え、毎年多くの高校生からの応募者があり、論文の質も非常に高くなっています。このコンテストを通して、高校生がいろいろなテーマについて考える機会を提供しています。

<応募状況(2003−2008年)>
年度 応募論文数 応募学校数
2003年度 471 12
2004年度 815 24
2005年度 1,002 30
2006年度 441 35
2007年度 946 52
2008年度 2,644 82

*応募者は全国の高校生です。毎年、世界や日本の課題、ホットな話題、身近な問題などを本学がテーマに掲げ、その中から自由に選択し、副題を付けて応募してもらいます。

(3)学内学会・研究所活動

[国際学会・環境情報研究所(国際学部)]

 教員の研究論文を掲載する『敬愛大学国際学研究』(編集:国際学会)、『環境情報研究』(環境情報研究所紀要)が毎年2回ずつ発行されています。国際学会は毎回タイムリーなテーマで外部講師を招いた公開講演会を開催し、学生企画の支援なども行います。環境情報研究所は、新プログラムの「千葉学」関連、「新しい食と農を考える」、「印旛沼の水環境」、そして「成田空港周辺の酸性雨の計測」など、地域に密着しながら時代の新たなテーマを掲げた公開セミナーを、定期的に開催しています。

[経済学会と経済文化研究所(経済学部)]

  教員の研究活動を支援する『敬愛大学学術叢書』および『敬愛大学経済文化研究所叢』
などの定期的出版物のほか、研究所紀要を毎年刊行しています。また学内外の複数講師に
よる公開講座シリーズも数多く開催しています。「女性の生き方を通してみる現代社会
」「教育・仕事そしてキャリアアップ」などのテーマで地域の方々のたくさんの参加と
好評を得ています。

経済文化研究所研究叢書一覧(2008年現在)
(タイトル) (刊行年) (著者)
国民国家と資本主義 2000.9.16 加茂川益郎
日本の最低賃金と社会保障 2000.9.16 中村智一郎
横浜外国人居留地ホテル史 2001.3.16 澤   護
情報通信技術と取引コスト理論 2002.8.26 遠山 正朗
ケースに学ぶ企業の文化 2003.3.31 遠山 正朗
ケースに学ぶ企業の人材 2003.3.31 遠山 正朗
現代英語語彙の多義構造〔理論編〕 2005.3.26 松中 完二
現代英語語彙の多義構造〔実証編〕 2006.3.26 松中 完二
Experimental Analysis of Decision Making 2007.3.26 和田 良子
産業連関分析の理論と適用 2008.3.31 仁平 耕一